2014.07.12 Saturday
見た後の批評会が一番楽しい。
Blog用の写真を撮る鳥津歴代を撮影する伊藤歴代。
と言うわけで、昨日は鳥津歴代理事長、伊藤歴代理事長と私の三人と言う、いつ事件が起こっても不思議じゃないメンツで行く、
第三回 月に一度無理やり映画を見る会
が開催されました。
行き先は大洲シネマサンシャイン。八幡浜から最寄りの映画館です。
私の映画館に関する一番の思い出は、この大洲シネマサンシャインのプレオープンの日。
その日封切られたのがスターウォーズep1で、大のSWファンだった私は、会場前に行列に並んで鑑賞したのを憶えています。
そんな思い出深い映画館なのですが、最近、たまーに映画を見に行くと、
貸切か!ってくらい、観客がすげー少ない。
振り返れば、自分もここ数年、映画見る本数は減ってるし、観てもDVDとかになりがち。
それではいかん! 映画好きは映画館を応援せねば!! という想いで立ち上がったこの会。
あ、この想いは今初めてここに表明しましたので、他の二人は知らないはずです(w
そんな訳で、3回目となった昨日は、
ALL YOU NEED IS KILL
評価としては、この会、初めての当たり映画でした。
で、今日の本題はここから。
この映画、ジャンルとしては「ループ物」に分類されると思うんですが、どうもループ物自体の認知度が低い。
何故かと考察すると、私が触れて来たループ物は、どうもオタクジャンルの物ばかりなんです。ということで、布教の意味も含めて、私が触れて来た「ループ物」を振り返ってみたいと思います。
初めての出会ったループ物は、映画 うる星やつら2 ビューティフルドリーマー(1984)でした。
見たのはレンタルビデオでしたが、押井守の深くて、子供にはちょっと気味が悪い独特の世界に惹きつけられました。
繰り返される文化祭前日のお祭り騒ぎと、理想であるその日々を終わらせる決断を自分ならするのかなんて、考えた憶えがあります。
が、今考えるとこれは私のループ物の原点なのですが、当時は「こういう変わった映画なんだ」と思ってただけで、ジャンルとしては認識していませんでした。
次に出会うのは、随分大人になってからで、PCゲームのCROSS+CHANNEL(2003)。
さすがに画像は貼れません(^_^;)
ループする世界からの帰還がテーマのシナリオ。この作品で初めて、世界がループしていても、全員が記憶を無くしていれば一回目を繰り返しているのと変わらない事とか、実はこの世界もループしてるんじゃないかとか、中2病全開な事を考えてました。
が、今回調べて見て愕然としましたが、この時、私、すでに社会人になってますね。。。痛いな。
とにかく、ループ物を認識したのはこの作品で、ループに巻き込まれた葛藤とか、蓄積された記憶が手違いでリセットされることの恐怖などの一通りは見た気がします。
同時期の「ひぐらしのなく頃に」を経て、その後、この業界では活発に題材として扱われ、ハルヒのエンドレスエイト、まどかマギカと段々メジャー作品で取り上げられました。
ちなみに、現在進行形な物では、エヴァ新劇場版、進撃の巨人もループ設定では?と言われていますね。
補足ですが、この間に、バック・トゥ・ザ・フィーチャーなどの普通のタイムスリップものや、短いタイムスリップ(タイルリープと呼ぶことが多い)を繰り返すバタフライエフェクト、時をかける少女(平成版)、シュタインズゲートも見ましたしどれも大好きですが、ループ物の深さは表現し切れていないと思います。
と言うわけで、今回のALL YOU NEED IS KILLは原作が2004年と言うことなので、このループ物が同時発生していた時期の作品と言うことですね。
そんなループ物。少しでも興味を持ってもらえたならば、この映画はオススメです。
さて、この映画の会。
鳥津先輩
「8月は見たい映画がないのぉ。次は9月かな?」
俺「いえ、この会は無理やりにでも月一回見に行くのが目的ですので行きましょう」
鳥津先輩
「ら、ラジャー」
というやり取りで、正式に月例の物になりましたので、参加者(あまりキャラの濃く無い方)を募集しております。
- コメント
- コメントする
- この記事のトラックバックURL
- トラックバック